● 赤ちゃんは生まれた時から周りの人が話す言葉を聞き、たくさんインプットをした後話し出します。同じように英語も単語を知らなければ文法を知っていても話すことはできません。残念ながら、日本の学校教育では日常に必要な英単語の多くを教えきれていません。「洗濯機」「洗剤」「虫歯」「コンセント」「封筒」多くの日本人が海外の生活で困る単語です。「washing machine」「detergent」「cavity」「outlet」「envelope」です。国立大学を出た私の夫も知りませんでした。学校では教わらない生活に必要な英単語を子供に教えていきます。
● トランプ大統領に日本人記者が英語で質問をし、トランプ大統領が「何を言っているかわからない」と言ったというニュースがありました。人種差別じゃないか?というとらえ方もあるようでしたが、動画を見たところ、日本人記者の発音が間違っていました。トランプ大統領に直接質問ができる日本人記者はたぶん高学歴で、英語もテストはできると思いますが、発音が正しくないと通じません。例えば「right(右、権利)」「light(電気、光)」、「vest(洋服のベスト)」「best(一番良いのベスト)」、「bus(バス)」「bath(おふろ)」はそれぞれ発音が違います。正しい発音ができないと、通じないだけではなく、聞き取れません。また、単語のつづりを暗記ではなく、正しい発音から覚えることができ、覚えやすくなります。また知らない単語が出てきても発音できるようになります。(フォニックスという発音の学習方法でお教えします。)
● 英語を習うのは早ければ早いほどいいのか?ということは長年の皆さんの疑問だと思います。結論から言うと研究結果では母語をきちんと確立してからのほうがいいとされています。(親がネイティブの場合や日本語が母語の親でも英語圏で暮らしている場合は違います。)母語がきちんと確立、というのは人により差があるとは思いますが、中学生ぐらいからでしょうか。ただ、研究結果でもわかっているのは、発音を学ぶのは早ければ早いほどいいということです。私の友人に何人か帰国子女がいますが、小学生の時2,3年英語圏にいた人は大人になるともう話せません。ただ発音はきれいで、生活から身についた単語はよく知っているようでした。中学高校の間に2,3年いた人は大人になってもだいぶ話せます。研究結果と私の経験から、小学生のうちは無理に英会話ではなく、発音と語彙力をつけることが大事だと考えます。
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